暑い季節になると飲みたくなるビールですが、販売メーカーや銘柄などが世界中にたくさんあります。そんなビールを飲むときに、みなさんはアルコール数値を気にしたことはありますか?
今回は、ビールに含まれるアルコールの平均値や、高濃度で有名な海外のビールをご紹介していきます。
ビールのアルコール度数の平均値はどれくらい?
普段、仕事帰りにふらっと立ち寄ったお店や自宅で何気なく飲んでいるビールですが、度数を気にしながら飲んでいる方は少ないでしょう。そこで、ここではビールのアルコール度数の平均値についてまとめてみました。
国産ビールのアルコール度数は法律で20%未満と決まっている
日本で製造・販売されている国産ビールのアルコール度数は、「酒税法」という法律で20%未満までと決められています。その他にも、ビールとして日本で販売するにはいくつかの規定や条件がありますが、それらを満たしていればビールとして販売することができます。
日本のビールのアルコール度数は平均4.5~5.5%
日本の酒税法でビールと呼べるアルコール度数は20%未満となっていますが、販売されている平均値は4.5~5.5%となっています。いつも飲んでいるビールを見てみると、ほとんどのビールがこれくらいの平均値になっているでしょう。
同じ度数でもその日の体調によって酔い方が変わる
基本的にどんな場所で飲むビールでも平均的なアルコール度数は同じですが、普段から飲み慣れているからといって酔い方も同じとは限りません。その日の体調によっては全く酔った気がしないこともあれば、少量で酔いが回ることもありますので、ビールを飲むときは体調を考えて楽しみましょう。
日本のビールのアルコール度数をブランド別に比較
日本ではさまざまなブランドのビールが販売されていて、人によって愛飲しているブランドは異なります。ここでは、ビールのアルコール度数をブランド別にまとめてみましたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ビールの定番! 「アサヒ スーパードライ」
ビールの定番として多くの方に愛飲されている「アサヒ スーパードライ」は、キレのある辛口と飲み喉ごしの良さが魅力です。しかし、人によっては刺激が強いと感じるのでアルコール度数は高いと思われますが、実は5%と平均的なビールです。
星がトレードマークの「サッポロ 黒ラベル」
黒い丸の中に描かれた星がトレードマークとなる「サッポロ 黒ラベル」は、美味しさにこだわって作られ、爽やかな後味が特徴のビールです。気になるアルコール度数は5%で飲みやすいビールですので、愛飲している方は多いでしょう。
上品な旨みとコクが特徴的な「キリン 一番搾り」
キリンの中でも特に有名となっている「キリン 一番搾り」は、上品な旨みとコクが特徴的なビールです。ビール好きの方の中には、これじゃなきゃダメという方もいることでしょう。そんな一番搾りも5%のアルコール度数となっています。
「神泡。」で有名な「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
きめ細やかなクリーミーな泡にこだわっている「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」は、「神泡。」と称してコクの深い味わいが人気を集めているビールです。ビールをグラスに注いだとき、そして飲んだ後に口に広がる華やかな香りがとても魅力的です。そんなザ・プレミアム・モルツは、上記の4商品と比べてアルコール度数は若干高い5.5%となっています。
アルコール度数の高い有名な海外のビール
前章では平均的なアルコールの数値をご紹介しましたが、海外には飛んでもなく度数の高いビールもあります。そんなアルコール度数の高いことで有名な海外のビールには、次のようなものがあります。
オランダ生まれの「Start the Future(スタート・ザ・フューチャー)」
アルコール度数が60%とかなり高めとなるオランダ生まれの「Start the Future」。入れ物はまるでかの有名な激辛ソースを髣髴とさせるデザインで、見た目からして強烈なインパクトを与えるビールです。お酒の弱い方であれば、1本飲み干すのは難しいかもしれません。
名前からインパクトを感じる「Armageddon(アルマゲドン)」
名前からしてインパクトの強いスコットランド生まれの「Armageddon」。以前までは世界最強とまで呼ばれるビールとして知られていて、その度数は65%となっています。度数の高いビールなので刺激が強いというイメージがありますが、以外にもなめらかな口当たりでそのギャップに驚く方が多いビールです。
現在世界1位「Snake Venom(スネークヴェノム)」
現在、世界中で最もアルコール度数が高いといわれるスコットランド生まれの「Snake Venom」。こちらのアルコール度数は、なんと67.5%という驚異の値となっています。しかし、実際に飲んでみると高い度数のビールとは思えないほど飲みやすいですので、お酒が強い方やビールが好きな方であれば一度は飲んでみたいと思うのではないでしょうか。
まとめ
日本のビールは酒税法によってアルコール20%未満と決まっていて、みなさんが普段口にしている国産のビールの平均値は4.5~5.5%となっています。しかし、海外にはとんでもなくアルコール度数の高いビールが生産されており、世界中から注目されています。しかし、お酒の強さは人によって異なりますし、おいしいと思えるビールも人それぞれです。また、度数は低くても、おいしいビールがたくさんあります。
「BROSELEY」ではさまざまな種類のビールを扱っていますので、国産だけでなく海外のビールも楽しみたいという方は、どうぞご来店ください。